塩谷歯科医院

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いい歯の日

11月8日は「いい歯の日」です。

兵庫県では、県民が広く歯及び口腔の健康づくりについての関心と理解を深めるとともに、歯及び口腔の健康づくりが積極的に行われるようにするため、118日の「いい歯の日」にちなんで11月を「歯及び口腔の健康づくり推進月間」としています。

人生100年時代、生涯健康に過ごせるよう、日常のお口のケアを見直し、年に1度は歯科健診を受診しましょう。ということでご紹介させていただきます。

自宅で実践!「お口のフレイル(オーラルフレイル)」予防

「オーラルフレイル」とは「お口の虚弱」という意味で、年を重ねるにつれ硬い物が食べにくい、食事の時にむせる、口がかわくなど、食べる・飲み込む働きが衰えてくることを言います。

兵庫県では、令和2年度から兵庫県歯科医師会と連携し、高齢者のオーラルフレイル予防に取り組んでいます。年を重ねると足腰の筋肉が衰えていきますが、同じようにお口周りの筋肉も衰えていきます。口の中をきれいにするお口の体操、食事をしっかりかんで食べるなどを毎日の生活の中で取り入れることで、お口のフレイル予防に取り組みましょう。

加西市歯科医師会では市の福祉まつりに協力し口腔健診とオーラルフレイルチェック等をこの時期に毎年実施しています。

以前にもお話させていただきましたが認知症専門医の長谷川嘉哉先生は「35歳がひとつのターニングポイントだ。この頃から私たちの脳には認知症の原因物質が溜まりやすくなる。予防には口腔ケアが重要だと考えられている」といってます。

ささいなお口の衰えに気づいたら、無理のないように、からだとお口の体操、早口ことば、パタカラ体操などを行ってみましょう。

舌先ぐるぐる体操

舌を動かす体操は、舌や顔の筋肉がきたえられかむ力や、飲み込む力の維持につながります。舌の先をほほの内側に当て、その舌先で円を描きます。逆のほほも同じようにします (連続各 5 )

くちびる 伸ばして縮めて体操

口の端(口角)を 大きく引いて「いー」くちびるを 思いきり すぼめて 「うー」「いー」「うー」と声を出します (3回程度)

「ウィスキー」と言うと口角が上がって、若々しい笑顔になります。

ほほふくらまし運動

口を閉じて、右ほほ左ほほ を 4 つ数えてふくらませます(左右3回ずつ)

パ・タ・カ・ラ 早口ことば

パ・タ・カ・ラと歯切れよく声を出して、お口の働きをきたえましょう。

  • 「パ」は食べこぼしの予防
  • 「タ」は食べ物を押しつぶす、飲み込む力
  • 「カ」はむせずに 食べ物を のどの奥に送り込む力
  • 「ラ」は食べ物を口の中に運び、飲み込みやすくする効果があります。

パンダの パ  タマゴの タ  カッパの カ  ラッパの ラ

を、各5回程度「早口ことば」で声を出してみましょう。

声は小さくても、くちびるや舌をしっかり動かします。

「あいうべ体操」もありますがべーの時に舌を下方ではなくまっすぐ前方に出すと良いようです。

よくかんで食事をしましょう

かむ力が衰えてくると、柔らかくて、食べやすいものばかり食べるようになり、ますます、かむ力が衰えてきます。かみごたえある食品を食べましょう。

寝る前の歯みがきを忘れずに

口の中は大便と同じぐらいの数の菌がいます。汚れた口のまま寝てしまうと、菌などが肺に入り、誤えん性肺炎を起こすことがあります。

特に寝る前は、歯みがきや入れ歯を洗い、口の中をきれいにしましょう。

令和4年度 「歯と口川柳コンテスト」 受賞者一覧

  • 知事賞/歯がぬけて じいじのきもち わかったよ /ジュニアの部 木下 晴迦 小2
  • 歯科医師会長賞/かみしめる 歯があってこそ 君の味 /オトナの部 鈴木 まや
  • 歯科衛生士会長賞/歯を診れば 患者の名前 すぐ分かる /歯科関係者の部 原 公明

顔を見ても思い出しませんがお口を開けていただくと思い出します。

  • 歯科技工士会長賞 /むし歯ゼロ うるさい母さん ありがとう/ジュニアの部 溝部 菜羽(なのは)中2
  • アース製薬賞 /守りぬく 未来のための 大人の歯 /ジュニアの部 平賀 渚 中3
  • ジュニアの部優秀賞 /友達に 歯がきれいだね 照れちゃうな /北山みらい 小6
  • オトナの部 優秀賞 /前歯ない 父の口みて 歯を磨く/オトナの部 安田 涼子
  • シニアの部 優秀賞 /九十余年 働き詰めの 歯に感謝/シニアの部 北川 純
  • 歯科関係者の部 優秀賞 /健診に 付き添うママも 口を開け/歯科関係者の部 竹田 郁子

ご予約・ご相談はお気軽にどうぞ

加西市 歯医者 塩谷歯科医院  電話番号 0790-48-3690

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